意外と簡単!? 就職したときの社会保険の手続き

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 就職したら職場を通じて社会保険に加入することになる。自己負担に比べて格段に条件がいいのが社会保険だ。どの保険に入れるのか。手続きに必要なものは何か。確認しておこう。

社会保険の手続き。加入したのは何保険?

 職場が決まったら、そこで社会保険の加入手続きを行う。これは年齢や新卒・既卒を問わず誰もが行うことだ。では、この手続きをすることでキミはどの保険に入ったことになるかわかるだろうか。

  • 厚生年金
  • 健康保険
  • 介護保険(40歳~)
  • 雇用保険
  • 労災保険

 職場で加入する社会保険は上の4つないし5つ(介護保険がある場合)だ。

社会保険の手続きに必要な書類

 保険に入る手続き自体は職場で行ってくれるが、キミが用意しなければならないものもある。まずは年金手帳。20歳以上であれば必ず持っているこの手帳を用意しよう。20歳未満でも過去に厚生年金に加入したことがある人は年金手帳を所持しているはずだ。

 これまでに勤め人として働いた経験があるなら雇用保険被保険者証も必要になる。前職を辞めた時に受け取っているはずなのでその準備もしておこう。社会保険の加入とは直接関係はないが、同じタイミングで受け取っている源泉徴収票も用意したほうがいいだろう。

社会保険への加入を確認する方法

 社会保険の加入日は入社日と同じ日になる。労災保険を除いては最初の給料日から保険料が徴収される。念のため給与明細を確認しておくといいだろう。労災保険はキミが負担する保険料がないので給与明細には何も記載されないんだ。

 保険の加入状況や支払い実績を確認する方法としては表のようなものがある。

厚生年金ねんきんネット
個人の加入状況を確認できる。
健康保険健康保険証
個人の加入を証明し、保険の利用ができる。
介護保険
雇用保険労働保険適用事業場検索
職場の加入状況を確認できる。
労災保険労働保険適用事業場検索
職場の加入状況を確認できる。
執筆者

鈴木玲(ファイナンシャルプランナー/住宅ローンアドバイザー)

出版社、Webメディアで企画・制作を手掛けたのちに、メディアプランナーとして独立。それまで無関心だった社会保険や税金、資産運用に目覚める。主に若年層に対して社会の仕組みやお金の役割について経験をもとに、わかりやすく伝える。

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